日高の谷に行きたいと思った。
でもどの谷がいいかわからなかった。
ほな日本百名谷の谷でも登ろうかしら。
どうせなら全部一気に登ってやろう。
そういう安易な考えで
・元浦川ソエマツ川ピリカヌプリ北西面直登沢
・元浦川ソエマツ川ソエマツ岳南西面直登沢
・歴舟川中ノ川右股の右俣(支六の沢川右俣)
・静内川サッシビチャリ沢川1839峰南面直登沢
・歴舟川ヤオロマップ川キムクシュベツ沢(マオロマップ川)
の前者四本を溯行し、キムクシュベツ沢を下降した。
8/5夕-17の前夜発12泊12日間の人生で最長の沢登りになった。
どの谷も最高の谷だった。最後の三日間は飢餓感が抜けなかった。
下山口でたまたま北大山岳部の連中に遭遇し、スパゲティを恵んでもらい、カルピスもガブ飲みした。僕はあめ玉一つ食料が残ってなかった。十何キロの林道を歩かなくて済んだ。生きて帰れる助かった。
↑ヤマレコで作った行程地図。ヤマレコ便利。
↑サンショウウオ。
関西にイモリがよくいるように。日高にはサンショウウオがよくおった。
さて、何サンショウウオでしょう。
日高最難というソエマツ岳南西面直登沢の第一核心
中ノ川右俣は増水してコーヒー牛乳色。
中ノ川右俣の雪渓の下をくぐる。
キムクシュベツ沢の下降は泳ぎ。
https://goo.gl/photos/u9HtrgGsg3q8KDsv7↑他の写真はこんな感じ。(google photo)
けんけんじりじり
追記:
この沢登りの様子は『山と溪谷』2015年11月号(4頁)に書いた。
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