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辺クラ同人

辺境クライミング、略して辺クラ

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忘れられた島のビロウの生えるゴルジュ。

三島村は、岩波写真文庫『忘れられた島』の島。

有吉佐和子『私は忘れない』の中では黒島は非常に天気が悪い。
ぼくらが滞在していたときの黒島も天気が変わりやすく、晴れていたと思ったら激しくアラレが吹き荒れ、アラレが降ってると思ってたら晴れてたりしていた。

今年の登り始めは名無し谷。
鹿児島県立図書館で三島村の文献を読み漁ったが、谷の名称はわからなんだ。
とりあえず谷の仮称は「カザシタの川」とする。
ゴルジュの側壁にビロウ並木が見られたので、廊下の名前は「ビロウゴルジュ」。

側壁40-50mはくだらない薄暗いゴルジュに連瀑がかかる。
40m河口大滝こそ直登できないが、50m大滝を含む他の滝は直登可能で最高の沢登りだった。
この谷を見出せないとは鹿児島の沢ヤの怠慢だ。
これだから辺境はやめられない。





溯行図


写真の順番は、時系列じゃなくて下流から。












ここまでがビロウゴルジュ(河口ゴルジュ)

ここから大滝、高巻きができず、弱点が滝身の横断しかない。






けんけんじりじり
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へッグヮーシン川、私は忘れない。

黒島は有吉佐和子『私は忘れない』(1960年)の島。

『三島村秘史」には
ーほとんどの川が、海岸の断崖で滝となり、白竜の美景を見せている。ー
とある。

イバドンの墓がある、日暮村の牧場から入山。
ヘッグヮーシン川3段70mの河口大滝を登った。もちろん初登攀。
1段目フリーソロ、2段目けんじりリード、3段目けんじりリード。
岩質は凝灰角礫岩でほとんどランナー取れない。



屋久島と黒島。形が似てる。


イバドンの墓












入山点


大滝全景


二段目


三段目


三段目


上流


オーブさんの記録(山登魂のHP)
http://yama-to-damashii.outdoor.cc/20141227_kuroshima/kuroshima.html


じりじり

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